「私」を受け容れて生きる―父と母の娘―(新潮文庫)

末盛千枝子/著
配信開始日: 2021/07/28
価格:825円(税込)
新潮文庫
エッセイ・随筆 ノンフィクション一般
作品カナ:ワタシヲウケイレテイキルチチトハハノムスメシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-103071-5
それでも、人生は生きるに値する――。万感の思いがこみあげる自伝エッセイ。
それでも、人生は生きるに値する。彫刻家・舟越保武の長女に生まれ、高村光太郎に「千枝子」と名付けられる。大学を卒業後、絵本の編集者となり、皇后美智子様の講演録『橋をかける』を出版。だが、華々しい成功の陰には、幾多の悲しみがあった。夫の突然死、息子の難病と障害、そして移住した岩手での震災……。どんな困難に遭っても、運命から逃げずに歩み続ける、強くしなやかな自伝エッセイ。(解説・山根基世)

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末盛千枝子(スエモリ・チエコ) プロフィール

1941(昭和16)年、東京生れ。慶應義塾大学文学部卒。至光社、G.C.PRESSで編集者として勤務。1986年『あさ One morning』でボローニャ国際児童図書展グランプリを受賞、ニューヨーク・タイムズ年間最優秀絵本にも選ばれた。1988年、すえもりブックスを立ち上げ独立。まど・みちおの詩を美智子さまが選・英訳された『どうぶつたち THE ANIMALS』や、美智子さまの講演録『橋をかける 子供時代の読書の思い出』などを手がける。2010(平成22)年から岩手県八幡平市に移住。2011年から10年間、被災地の子どもたちに絵本を届ける「3.11絵本プロジェクトいわて」の代表を務めた。

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