邯鄲の島遥かなり 下
単行本
文芸一般
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作品カナ:カンタンノシマハルカナリ03
シリーズ名: 邯鄲の島遥かなり
紙書籍ISBN:978-4-10-303875-7
シリーズ名: 邯鄲の島遥かなり
紙書籍ISBN:978-4-10-303875-7
百五十年の時は、過ぎてみれば一瞬。感動の終幕へ、そして新たな始まりへ。
一ノ屋の血を引く信介の獅子奮迅の活躍で、神生島は戦後の復興に歩み出した。それぞれに重荷や悩みを抱え、決断を迫られながらも、穏やかな営みが続くかに見えたが……思いがけず、島の暮しは一変する。明治維新から「あの日」の先まで、島に生きる一族の百五十年を描く渾身の大河小説。三ヵ月連続刊行、感動の大団円へ!
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貫井徳郎(ヌクイ・トクロウ) プロフィール
1968(昭和43)年、東京生れ。早稲田大学卒。1993(平成5)年、鮎川哲也賞の最終候補作『慟哭』でデビュー。本格ミステリーとしてのトリックを執筆の中心に据えながら、さまざまな分野や手法に挑んだ意欲的な作品を、次々と発表している。2010年、『乱反射』で日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門、『後悔と真実の色』で山本周五郎賞を受賞。ほかに『灰色の虹』『邯鄲の島遥かなり』『空白の叫び』『愚行録』『新月譚』『微笑む人』『龍の墓』『ひとつの祖国』などがある。