親鸞と道元(新潮新書)
新潮新書
ノンフィクション一般
宗教
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作品カナ:シンラントドウゲンシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610939-3
紙書籍ISBN:978-4-10-610939-3
「念仏と坐禅」「救いと悟り」など、独創的かつ対照的な両者の思想を徹底比較し、宗教の本質を問う。
今なお計三万七千の寺院数を誇る浄土真宗と曹洞宗。それぞれの宗祖である親鸞と道元は、ともに鎌倉仏教の旗手として斬新かつ独創的な思想を展開、日本仏教の行く末を大きく変えた。しかし両者を比較すると、「念仏(南無阿弥陀仏)と坐禅(只管打坐)」「救い(絶対他力)と悟り(修証一等)」など、極めて対照的。同じ仏教を掲げながら、なぜここまで違うのか――。多様で寛容な日本仏教の魅力に迫り、宗教の本質を問う。
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平岡聡(ヒラオカ・サトシ) プロフィール
1960(昭和35)年京都市生まれ。京都文教大学教授。浄土宗僧侶。専門は仏教学。佛教大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。博士(文学)。著書に『ブッダと法然』『南無阿弥陀仏と南無妙法蓮華経』『親鸞と道元』『なぜ仏教は多様化するのか』『理想的な利他』など。