昆虫学者はやめられない(新潮文庫)
新潮文庫
ノンフィクション一般
エッセイ・随筆
生物学
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:コンチュウガクシャハヤメラレナイシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-104121-6
紙書籍ISBN:978-4-10-104121-6
身分証を偽造するアリヅカコオロギ、化学兵器搭載のゴミムシ――ディープでおもしろい虫たちの世界。
もしかして、ものすごい新種を見つけてしまったのでは!? 大雪の山だろうと激流の川だろうと、私はひたすら突き進む。そこに虫がいる限り――。チョウやカブトムシばかりが昆虫ではない。“化学兵器”を搭載したゴミムシ、集団行動により最強の生物となったアリ、メスにプレゼントを贈るクモなど身近にいる虫たちの驚きの秘密を「南方熊楠の再来?」と注目される気鋭の学者が軽快に解き明かす。(解説・ヤマザキマリ)
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小松貴(コマツ・タカシ) プロフィール
1982(昭和57)年生れ。信州大学大学院総合工学系研究科山岳地域環境科学専攻博士課程修了。博士(理学)。九州大学熱帯農学研究センターでの日本学術振興会特別研究員、国立科学博物館協力研究員を経て、2022(令和4)年4月からは在野の研究者として奮闘中。専門は好蟻性昆虫。『怪虫ざんまい』『絶滅危惧の地味な虫たち』『裏山の奇人』など著書多数。