それでも俺は、妻としたい(新潮文庫)

足立紳/著
配信開始日: 2022/09/28
価格:693円(税込)
新潮文庫
文芸一般
作品カナ:ソレデモオレハツマトシタイシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-104331-9
「ヤダ」その一言で拒否された。売れない脚本家と不機嫌な妻の攻防戦。爆笑夫婦小説!
同棲から始まった結婚。あの頃はチカと毎晩抱き合っていた――。40歳を迎えたのにいまだに売れない脚本家の俺。家事や息子の保育園への送り迎えをこなしているのに、働きに出ている妻にゴミ扱いされ、セックスは「ヤダ」の一言で拒否される始末。だが俺はチカの巨乳に触れたいのだ。いじましい欲望。ちっぽけなプライド。そして、愛。男と女を笑いの渦に叩き込んだ傑作夫婦小説(ほぼ実録)。(解説・北上次郎)

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足立紳(アダチ・シン) プロフィール

1972(昭和47)年、鳥取県生れ。日本映画学校卒業後、相米慎二監督に師事。助監督、演劇活動を経てシナリオを書きはじめる。松田優作賞受賞作「百円の恋」が2014(平成26)年に映画化され、話題を集める。同作にて、シナリオ作家協会 菊島隆三賞、日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞。2016年、NHKドラマ「佐知とマユ」が市川森一脚本賞受賞、2019(令和元)年、監督・脚本を手がけた「喜劇 愛妻物語」が東京国際映画祭最優秀脚本賞受賞。小説作品に、『喜劇 愛妻物語』『14の夜』『弱虫日記』『それでも俺は、妻としたい』『したいとか、したくないとかの話じゃない』がある。2023年スタートのNHK連続テレビ小説「ブギウギ」で脚本を担当する。

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