死刑のある国で生きる
単行本
社会
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:シケイノアルクニデイキル
紙書籍ISBN:978-4-10-354861-4
紙書籍ISBN:978-4-10-354861-4
死刑廃止は本当に唯一の答えなのか。日米欧の現場を丹念に取材したルポ。
死刑を徹底的にオープンにするアメリカ。死刑容認派が8割を超える日本。一方、死刑を廃止したがゆえに加害者と被害者遺族が同じ町に暮らすスペイン。そして新たな形の「死刑」が注目を集めるフランス――死刑を維持する国と廃止する国の違いとは何なのか。死刑囚や未決囚、加害者家族、被害者遺族の声から死刑の意味に迫る。
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宮下洋一(ミヤシタ・ヨウイチ) プロフィール
1976年長野県生まれ。ウエスト・バージニア州立大学卒。バルセロナ大学大学院で国際論修士、ジャーナリズム修士。フランスとスペインを拠点としながら世界各地を取材。著書に『卵子探しています――世界の不妊・生殖医療現場を訪ねて』(小学館ノンフィクション大賞優秀賞)、『安楽死を遂げるまで』(講談社ノンフィクション賞)、『安楽死を遂げた日本人』(以上、すべて小学館)、『ルポ 外国人ぎらい』(PHP新書)などがある。