悪さをしない子は悪人になります(新潮新書)

廣井亮一/著
配信開始日: 2023/01/18
価格:858円(税込)
新潮新書
社会
作品カナ:ワルサヲシナイコハアクニンニナリマスシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610981-2
悪は正しく取り込むべし――。数百人の非行少年を更生に導いた元家庭裁判所調査官が説く「悪理学」。
「悪」は排除するべきものではない。悪と善は相対的なものに過ぎない。大事なのは、総体としての生身の人間の中に「悪」を正しく位置づけることだ。罪を犯し、非行に走った少年であっても、「悪」を正しくその子の中に位置づけてやれば、それは人生をプラスの方向に導くためのエネルギーともなるのだ――。家庭裁判所調査官として、数百人の非行少年を更生に導いてきた著者が説く「悪理学」。

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廣井亮一(ヒロイ・リョウイチ) プロフィール

1957年新潟県生まれ。新潟大学人文学部卒業後、18年間家庭裁判所調査官を務める。1999年から和歌山大学助教授、京都女子大学准教授、立命館大学教授(2022年から特任教授)。専門は司法臨床。放送大学ラジオ講座「司法・犯罪心理学」担当。臨床心理士、博士(学術)。

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