死刑でいいです―孤立が生んだ二つの殺人―(新潮文庫)
新潮文庫
社会
ノンフィクション一般
ルポルタージュ
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:シケイデイイデスコリツガウンダフタツノサツジンシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-138711-6
紙書籍ISBN:978-4-10-138711-6
あさのあつこ氏絶賛! 衝撃のルポルタージュ。大阪姉妹殺人。そしてもうひとつの殺人――。山地悠紀夫は反省の色もなく死刑となった。
2005年、大阪で若い姉妹が惨殺された。犯人の山地悠紀夫はその5年前、実母を殺し、少年院で矯正教育を受けていた――。裁判で山地は「さっさと死刑にしてくれ」と主張。2009年、一切の真相を語ることも、反省することもなく絞首刑となった。享年25。その短い人生でなぜ3人も殺めたのか。彼は化け物か、それとも……。緻密な取材で事件の深層と凶悪犯の素顔に迫る、衝撃のルポルタージュ。(解説・あさのあつこ)
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池谷孝司(イケタニ・タカシ) プロフィール
1965(昭和40)年奈良県生れ。1988年に共同通信社入社。松江支局、広島支局、大阪社会部、本社社会部次長を経て宮崎支局長。他の著書に『死刑でいいです』(真下周との編著)『スクールセクハラ』などがある。