食う寝る坐る 永平寺修行記(新潮文庫)
新潮文庫
エッセイ・随筆
宗教
ノンフィクション一般
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:クウネルスワルエイヘイジシュギョウキシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-123131-0
紙書籍ISBN:978-4-10-123131-0
その日、僕は出家した。彼女と社会を捨てて――。雲水として修行した一年を描く体験記。
その日、僕は出家した、彼女と社会を捨てて――。道元が開いた曹洞宗の本山・永平寺。ひとたび山門を潜れば、そこは娑婆とは別世界。東司(トイレ)にも行鉢(食事)にも厳格な作法がある。新入りは、古参僧侶に罵倒され、規矩を徹底的に叩き込まれる。さらに坐禅に日々打ち込んだ末、30歳の著者が会得したものはなにか? 雲水として修行した一年を描いた体験的ノンフィクション。(解説・柳澤桂子)
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野々村馨(ノノムラ・カオル) プロフィール
1959(昭和34)年、神奈川県生れ。在学中から中国、チベットなどアジア各国を旅した。卒業後、デザイン事務所に勤務するが、30歳の時、突然出家し、曹洞宗大本山・永平寺に上山、雲水として1年の修行生活をおくる。その後、再びデザイン事務所に勤務し、その通勤の行き帰り、電車の中で修行記を執筆し始める……。