脱炭素化は地球を救うか(新潮新書)
新潮新書
ノンフィクション一般
科学一般
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ダツタンソカハチキュウヲスクウカシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-611054-2
紙書籍ISBN:978-4-10-611054-2
必要なのはイデオロギーではなく「適応策」だ。硬直的な脱炭素化論に一石を投じる論争の書。
地球が温暖化しているのは事実だが、果たしてそれは「人間の活動」が原因なのか。そもそも温暖化は「悪いこと」なのか。悪いことだとして、それを止めるための手段は本当に脱炭素化が最適解なのか。科学的データは、そうした問いにいずれも「イエス」の答えを返さない。いま必要なのは、温暖化問題をイデオロギーから解放し、「適応策」を積み重ねていくことである。硬直的な脱炭素化推進に一石を投じる論争の書。
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池田信夫(イケダ・ノブオ) プロフィール
株式会社アゴラ研究所代表取締役所長、経済学者。1953年京都府生まれ。東京大学経済学部を卒業後、NHKに勤務。国際大学GLOCOM教授、経済産業研究所上席研究員などを経て現職。学術博士(慶應義塾大学)。著書に『電波利権』など。