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単行本
文芸一般
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:サイキン
紙書籍ISBN:978-4-10-333645-7
紙書籍ISBN:978-4-10-333645-7
コロナ禍で経験した日常のキワが蘇る、超絶細密描写にハマること必至の連作。
夫に付き添い初めての救急車でやってきた深夜の病院の待合室。ふと思い出したのは、子供の頃に聞いた、赤い猫を見ると死ぬという噂――パンデミックというついこの間の出来事を背景に、ある平凡な夫婦とその周りの人々の生活を精緻に描き、日常の外側に読者を連れていく。海外でも翻訳多数の気鋭作家による最新連作長篇。
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小山田浩子(オヤマダ・ヒロコ) プロフィール
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1983年広島県生まれ。2010年「工場」で第42回新潮新人賞を受賞しデビュー。2013年、同作を収録した単行本『工場』が第30回織田作之助賞を受賞。2014年「穴」で第150回芥川龍之介賞を受賞。他の著書に『穴』『庭』『小島』『パイプの中のかえる』『小さい午餐』などがある。