胃が合うふたり(新潮文庫)
新潮文庫
対談
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:イガアウフタリシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-120383-6
紙書籍ISBN:978-4-10-120383-6
好きに食べて、好きに生きる。茶を愛する作家とかき氷が大好きな踊り子が綴る往復エッセイ!
好きに食べて、好きに生きる――。茶をこよなく愛する記録魔の作家千早茜。季節を問わずかき氷を食べまくるストリッパーの元書店員新井見枝香。気が合う以上に「胃が合う」ふたりが集えば、とびきりの美味追求がはじまる。銀座のパフェ、芦原温泉のにごり酒、京都の生湯葉かけご飯、神保町の上海蟹。果てなきおいしさと人生の岐路を描く往復エッセイ。文庫版で番外編50ページ分を新たに収録。
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千早茜(チハヤ・アカネ) プロフィール
1979(昭和54)年、北海道生れ。立命館大学卒業。2008(平成20)年、『魚神(いおがみ)』で小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。2009年、同作にて泉鏡花文学賞、2013年『あとかた』で島清恋愛文学賞、2021(令和3)年、『透明な夜の香り』で渡辺淳一文学賞、2023年『しろがねの葉』で直木賞を受賞。ほかの作品に『グリフィスの傷』『雷と走る』などがある。
この著者の書籍
新井見枝香(アライ・ミエカ) プロフィール
1980(昭和55)年、東京生れ。三省堂書店、HMV & BOOKS HIBIYA COTTAGEに勤務し、ひとりで選出する文学賞「新井賞」を創設、年に2度、第13回まで実施し多くの書籍を販売した。2020(令和2)年からはストリップの踊り子として活動している。おもな作品に『探してるものはそう遠くはないのかもしれない』『本屋の新井』『きれいな言葉より素直な叫び』などがある。