決定版 快読シェイクスピア(新潮文庫)

河合隼雄/著、 松岡和子/著
配信開始日: 2018/09/28
価格:605円(税込)
新潮文庫
作家論 対談
作品カナ:ケッテイバンカイドクシェイクスピアシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-125253-7
心理学者と翻訳家が語り合えば、シェイクスピアはもっと楽しい! 幻の対話も初収録。
シェイクスピアが「ロミオとジュリエット」の下敷きとなった物語に加えた、ふたつの重要なアレンジとは。ハムレットって実は体育会系? その根拠は。リチャード三世はアドラー理論を体現したような人物である――。ひとの心を深く知る心理学者と、女性初のシェイクスピア全作品訳に挑む翻訳家による、洞察力とユーモア溢れる11のセッション。幻の「タイタス・アンドロニカス」論を初収録。

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河合隼雄(カワイ・ハヤオ) プロフィール

(1928-2007)兵庫県生れ。京大理学部卒。京大教授。日本におけるユング派心理学の第一人者であり、臨床心理学者。文化功労者。文化庁長官を務める。独自の視点から日本の文化や社会、日本人の精神構造を考察し続け、物語世界にも造詣が深かった。著書は『昔話と日本人の心』(大佛次郎賞)『明恵 夢を生きる』(新潮学芸賞)『こころの処方箋』『猫だましい』『大人の友情』『心の扉を開く』『縦糸横糸』『泣き虫ハァちゃん』など多数。

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松岡和子(マツオカ・カズコ) プロフィール

1942(昭和17)年、旧満州新京(長春)生れ。東京女子大学英文科卒業。東京大学大学院修士課程修了。著書に『すべての季節のシェイクスピア』『繪本 シェイクスピア劇場』(安野光雅・画)『快読シェイクスピア』(河合隼雄との共著)『「もの」で読む入門シェイクスピア』など、訳書に『クラウド9』『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』などがある。1996(平成8)年からシェイクスピア戯曲の全訳に取り組み、その新訳を用いた蜷川幸雄演出による舞台上演が注目されている。

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