昭和の夢は夜ひらく(新潮新書)

新潮新書
日本史
エッセイ・随筆
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ショウワノユメハヨルヒラクシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-611102-0
紙書籍ISBN:978-4-10-611102-0
昭和百年とはいうけれど、歴史として語られる数々の出来事と、戦前、戦中、戦後にかけて自身が経験してきた事々は、重なるようでいてどこか重ならない。戦争と引揚げの記憶、貧しかった青春時代、かつての文壇での交友や歌謡曲の世界、そして逝きし人びとの声――連載十二年に及ぶ「週刊新潮」の人気エッセイから三十七話を厳選、忘れ得ぬ時代の原記憶が鮮やかによみがえる。
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五木寛之(イツキ・ヒロユキ) プロフィール

1932(昭和7)年、福岡県生れ。1947年に北朝鮮より引き揚げ。早稲田大学文学部ロシア文学科に学ぶ。1966年「さらばモスクワ愚連隊」で小説現代新人賞、1967年「蒼ざめた馬を見よ」で直木賞、1976年『青春の門』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『朱鷺の墓』『戒厳令の夜』『風の王国』『風に吹かれて』『親鸞』『大河の一滴』『他力』『孤独のすすめ』『私の親鸞』『こころは今日も旅をする』など多数。バック『かもめのジョナサン』など訳書もある。