かれが最後に書いた本(新潮文庫)

新潮文庫
エッセイ・随筆
作品カナ:カレガサイゴニカイタホンシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-120283-9
紙書籍ISBN:978-4-10-120283-9
本を開けば、また会える。樹木希林、鶴見俊輔、坪内祐三……亡き友との文壇交遊録&読書案内。
本を開けば、懐かしい友にまた会える。樹木希林のジャックナイフのような鋭さと業の深さ。鶴見俊輔が失わなかった「不良少年」の心。古井由吉が身体の衰えを承知で書き上げた生前最後の本。ある者は老いを知らずに逝き、ある者は老いと共に生きた。昭和・平成のカルチャーを拓いた希代の編集者による交遊録と読書案内。読売文学賞受賞『最後の読書』待望の続編。(解説・ブレイディみかこ)
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津野海太郎(ツノ・カイタロウ) プロフィール

1938年、福岡生まれ。評論家・編集者・演出家。早稲田大学卒業後、劇団「黒テント」の演出に携わる。晶文社取締役、『季刊・本とコンピュータ』総合編集長、和光大学教授、同図書館長などを歴任。著書に『滑稽な巨人――坪内逍遙の夢』(新田次郎文学賞)、『ジェローム・ロビンスが死んだ』(芸術選奨文部科学大臣賞)、『花森安治伝――日本の暮しをかえた男』、『百歳までの読書術』、『読書と日本人』、『最後の読書』(読売文学賞)、『かれが最後に書いた本』、『編集の提案』ほか多数。















