かれが最後に書いた本(新潮文庫)

新潮文庫
エッセイ・随筆
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:カレガサイゴニカイタホンシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-120283-9
紙書籍ISBN:978-4-10-120283-9
本を開けば、また会える。樹木希林、鶴見俊輔、坪内祐三……亡き友との文壇交遊録&読書案内。
本を開けば、懐かしい友にまた会える。樹木希林のジャックナイフのような鋭さと業の深さ。鶴見俊輔が失わなかった「不良少年」の心。古井由吉が身体の衰えを承知で書き上げた生前最後の本。ある者は老いを知らずに逝き、ある者は老いと共に生きた。昭和・平成のカルチャーを拓いた希代の編集者による交遊録と読書案内。読売文学賞受賞『最後の読書』待望の続編。(解説・ブレイディみかこ)
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津野海太郎(ツノ・カイタロウ) プロフィール

1938(昭和13)年福岡生れ。早稲田大学第一文学部卒業後、演劇・出版に携わる。晶文社取締役、『季刊・本とコンピュータ』総合編集長、和光大学教授・同図書館長を歴任。2003(平成15)年『滑稽な巨人──坪内逍遙の夢』で新田次郎文学賞、2009年『ジェローム・ロビンスが死んだ』で芸術選奨文部科学大臣賞、2020年『最後の読書』で読売文学賞を受賞。ほかの著書に『花森安治伝──日本の暮しをかえた男』『百歳までの読書術』『かれが最後に書いた本』『生きるための読書』などがある。

























