日本語八ツ当り(新潮文庫)

江國滋/著
配信開始日: 2002/03/01
価格:385円(税込)
新潮文庫
エッセイ・随筆 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ニホンゴヤツアタリシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-137803-9
賢人会議、オバさんしてる、だってェ!? こんな日本語、勘弁してよ。乱れた日本語を次々に槍玉にあげ、一刀両断する痛快エッセイ。
賢人会議、オバさんしてる、だってェ――。言葉遣いは好みの問題、目くじら立てるのは野暮だと知ってはいるけれど、野暮を承知で言わせてほしい。こんな日本語、勘弁してよ。新聞記事や広告コピー、役人の文章や若者の言葉……。意味不明な言語、大人になりきれない幼児化した物言い、思い上がった低劣卑俗な造語を次々に槍玉にあげ、乱れきった日本語を一刀両断する痛快エッセイ。

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江國滋(エクニ・シゲル) プロフィール

東京生れ。慶応大学法学部卒。出版社勤務を経て、独立。随筆、紀行、評論の分野で活躍する。小沢昭一、永六輔らと「東京やなぎ句会」をつくり、俳号は滋酔郎。『俳句とあそぶ法』で俳句ブームの火付け役となり、『日本語八ツ当り』はベストセラーとなる。主な著書に、『落語美学』『阿呆旅行』『慶弔俳句日録』『旅はパレット』『スペイン絵日記』『おい癌め酌みかはさうぜ秋の酒』。句集に『神の御意――滋酔郎句集』『癌め』など。カードマジックの腕前はプロ級、画家であり、熱烈な阪神ファンであった。

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