江戸前の男 春風亭柳朝一代記(新潮文庫)
新潮文庫
伝記・人物伝
ノンフィクション一般
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:エドマエノオトコシュンプウテイリュウチョウイチダイキシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-137621-9
紙書籍ISBN:978-4-10-137621-9
立川談志・三遊亭円楽・古今亭志ん朝に並ぶ四天王の一人・春風亭柳朝の、粋を貫きとおした、江戸っ子芸人の破天荒な生涯を描く。
最初の入門にしくじって、出戻りから、春風亭柳朝の落語家人生ははじまった。気っ風うが良くて喧嘩っ早い、そのうえ野暮が大嫌い。おまけに酒と博奕には目がなくて、女も好きの道楽三昧。しかし、落語のセンスは抜群で、やがて、立川談志・三遊亭円楽・古今亭志ん朝に並ぶ四天王の一角を担うようになったのだった……。粋を貫きとおした、これぞ江戸っ子芸人の破天荒な生涯を描く。
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吉川潮(ヨシカワ・ウシオ) プロフィール
1948年茨城県生まれ。立教大学卒業後、放送作家として活躍する傍ら、演芸評論家、小説家として表現の場を広げる。豊富な知見に裏打ちされた芸と芸人への独自の視線に定評がある。著書に『江戸前の男 春風亭柳朝一代記』(新田次郎文学賞)、『流行歌(はやりうた)西條八十物語』(尾崎秀樹記念・大衆文学研究賞)、『浮かれ三亀松』、『芝居の神様―島田正吾・新国劇一代―』、『完本・突飛な芸人伝』、『戦後落語史』など多数。