「武田信玄」病死ミステリー(新潮45 eBooklet 教養編2)
新潮45eBooklet
伝記・人物伝
雑学
文芸・総合
医学一般
趣味・実用一般
健康
作品カナ:タケダシンゲンビョウシミステリーシンチョウ45イーブックレット
決め手は「歯くさ」!? 医師でもある筆者が、謎につつまれた武田信玄の死因を徹底解剖!
武田信玄の合戦記録はかなり克明に残されていても、死因についてはいまだ謎のまま。労咳(肺結核)説、肝臓病、鉄砲外傷、日本住血吸虫病、末期がんなど昔から唱えられているさまざまな説を、作家であり医師でもある筆者が文献をもとに徹底解剖。さらには、NHK大河ドラマ『風林火山』の主人公山本勘助、乱世の英雄上杉謙信も医学の目から一刀両断。歴史好き、健康好き、雑学好きの心をわしづかみにする1本です。2007年4月号掲載。
購入サイト
篠田達明(シノダ・タツアキ) プロフィール
1937年愛知県生まれ。医師にして作家。名古屋大学医学部卒業。心身障害児医療を専門とする。愛知県心身障害者コロニー・こばと学園園長を務め、現在、同学園の名誉総長。その一方で41歳から小説を書き始め『大御所の献上品』や『法王庁の避妊法』が直木賞候補となる。医学を題材にユニークな歴史ものを得意とする。著書に『モナ・リザは高脂血症だった』『徳川将軍家十五代のカルテ』『歴代天皇のカルテ』(いずれも新潮新書)など。