あなたの知らないロレンスとチャタレー(新潮45 eBooklet 教養編5)
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作品カナ:アナタノシラナイロレンストチャタレーシンチョウ45イーブックレット
邦訳版『チャタレー夫人の恋人』が有罪判決を受けたのは50年前。作者のロレンスはどんな人物だったのか。
芸術か? 猥褻か? 「エロ文学の古典」とされる邦訳版『チャタレー夫人の恋人』の出版からはや60年。数ヶ月で15万冊が売られた空前のベストセラーは猥褻文書とみなされ、版元社長と翻訳者・伊藤整は起訴された。罪が確定して半世紀を経たいまでも、作品の魅力は色褪せない。「問題作」を生み出したイギリスの小説家D・H・ロレンスは一体どんな人物だったのか? 天才作家の外見、女性関係、作品に込めたメッセージを明らかにする。
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武藤浩史(ムトウ・ヒロシ) プロフィール
(1958-)英文学者。慶應義塾大学教授。英国ウォリック大学大学院博士課程(Ph.D.)。著書に『「ドラキュラ」からブンガク』(2006)、『「チャタレー夫人の恋人」と身体知』(2010)、『ビートルズは音楽を超える』(2013)。訳書に『D.H. ロレンス幻視譚集』(2015)、D.H.ロレンス『息子と恋人』(2016、小野寺健と共訳)など。