嵐が丘(新潮文庫)
新潮文庫
イギリス文学
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:アラシガオカシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-209704-5
紙書籍ISBN:978-4-10-209704-5
永遠の恋愛小説。待望の新訳成る!
寒風吹きすさぶヨークシャーにそびえる〈嵐が丘〉の屋敷。その主人に拾われたヒースクリフは、屋敷の娘キャサリンに焦がれながら、若主人の虐待を耐え忍んできた。そんな彼にもたらされたキャサリンの結婚話。絶望に打ちひしがれて屋敷を去ったヒースクリフは、やがて莫大な富を得、復讐に燃えて戻ってきた……。一世紀半にわたって世界の女性を虜にした恋愛小説の“新世紀決定版”。
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エミリー・ブロンテ(Bronte,Emily Jane) プロフィール
(1818-1848)アイルランド出身の牧師の娘として、英ヨークシャーに生れる。姉シャーロット、妹アンの“ブロンテ姉妹”とともに、牧師館周囲の荒涼たる自然に親しみ、空想的な物語を作って楽しみながら成長した。エミリー唯一の作品である『嵐が丘』は、1847年、姉の『ジェーン・エア』の成功を機として、妹の『アグネス・グレイ』と同時に出版された。鋭い感受性と独立心に富んだ彼女の神秘的な心の世界を写している。
この著者の書籍
鴻巣友季子(コウノス・ユキコ) プロフィール
1963年、東京生れ。英米文学翻訳家。主な訳書にエミリー・ブロンテ『嵐が丘』、クッツェー『恥辱』、ウルフ『灯台へ』など。著書に『全身翻訳家』、『熟成する物語たち』。