張込み―傑作短編集(五)―(新潮文庫)
新潮文庫
文芸一般
ミステリ
ドラマ・映画・アニメ関連
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作品カナ:ハリコミケッサクタンペンシュウ05シンチョウブンコ
シリーズ名: 傑作短編集
紙書籍ISBN:978-4-10-110906-0
シリーズ名: 傑作短編集
紙書籍ISBN:978-4-10-110906-0
著者の推理小説の出発点と目される「張込み」など、全8編を収録した、推理小説第1集。
推理小説の第1集。殺人犯を張込み中の刑事の眼に映った平凡な主婦の秘められた過去と、刑事の主婦に対する思いやりを描いて、著者の推理小説の出発点と目される「張込み」。判決が確定した者に対しては、後に不利な事実が出ても裁判のやり直しはしない“一事不再理”という刑法の条文にヒントを得た「一年半待て」。ほかに「声」「鬼畜」「カルネアデスの舟板」など、全8編を収録する。
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松本清張(マツモト・セイチョウ) プロフィール
(1909-1992)福岡県小倉市(現・北九州市小倉北区)生れ。給仕、印刷工など種々の職を経て朝日新聞西部本社に入社。41歳で懸賞小説に応募、入選した『西郷札』が直木賞候補となり、1953(昭和28)年、『或る「小倉日記」伝』で芥川賞受賞。1958年の『点と線』は推理小説界に“社会派”の新風を生む。生涯を通じて旺盛な創作活動を展開し、その守備範囲は古代から現代まで多岐に亘った。