かげろう絵図(下)(新潮文庫)

松本清張/著
配信開始日: 2012/08/01
価格:781円(税込)
新潮文庫
文芸一般 時代小説 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:カゲロウエズ02シンチョウブンコ
シリーズ名: かげろう絵図
紙書籍ISBN:978-4-10-110915-2
権力の行方はいずこに……? 陰謀、汚職、暗殺の渦まく権力闘争図を縦横多彩に描く時代推理長編。
もとの身分が一介の御小納戸役でありながら、大奥にあげた養女お美代の方と結んで増長し、家斉の側臣として権力を握り、さらに野望を企む中野石翁とその一派。一方、大奥の腐敗を粛清し、お美代の方の勢力を没落させ、幕政を乱す石翁一派を退けようとする寺社奉行の脇坂淡路守と、老中水野越前守ら。陰謀、汚職、暗殺の渦まく権力闘争図を縦横多彩に描く時代推理長編。

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松本清張(マツモト・セイチョウ) プロフィール

(1909-1992)福岡県小倉市(現・北九州市小倉北区)生れ。給仕、印刷工など種々の職を経て朝日新聞西部本社に入社。41歳で懸賞小説に応募、入選した『西郷札』が直木賞候補となり、1953(昭和28)年、『或る「小倉日記」伝』で芥川賞受賞。1958年の『点と線』は推理小説界に“社会派”の新風を生む。生涯を通じて旺盛な創作活動を展開し、その守備範囲は古代から現代まで多岐に亘った。

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