夜光の階段(下)(新潮文庫)
新潮文庫
文芸一般
ミステリ
サスペンス
ドラマ・映画・アニメ関連
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ヤコウノカイダン2シンチョウブンコ
シリーズ名: 夜光の階段
紙書籍ISBN:978-4-10-110957-2
シリーズ名: 夜光の階段
紙書籍ISBN:978-4-10-110957-2
富と名声を求めて犯罪を重ねる青年美容師・佐山道夫。男の野心と女の打算を陰影深く描く、サスペンス長編。
佐山の行動に不審を抱いた幸子は、雅子の“自殺”の真相を探り出す。脅迫し、結婚を迫る幸子を佐山は、幸子の友人福地フジ子を利用してアリバイを作り、殺害してしまう。かねてから佐山に疑惑を抱き、独自の調査を続けていた桑山検事は、ついに彼の黒い過去を突き止め、「女性回廊」誌上で告発するが……。富と名声を求めて犯罪を重ねる男の野心と女の打算を描く、サスペンス長編。
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松本清張(マツモト・セイチョウ) プロフィール
(1909-1992)福岡県小倉市(現・北九州市小倉北区)生れ。給仕、印刷工など種々の職を経て朝日新聞西部本社に入社。41歳で懸賞小説に応募、入選した『西郷札』が直木賞候補となり、1953(昭和28)年、『或る「小倉日記」伝』で芥川賞受賞。1958年の『点と線』は推理小説界に“社会派”の新風を生む。生涯を通じて旺盛な創作活動を展開し、その守備範囲は古代から現代まで多岐に亘った。