真田太平記(四)甲賀問答(新潮文庫)
新潮文庫
文芸一般
時代小説
作品カナ:サナダタイヘイキ04コウガモンドウシンチョウブンコ
シリーズ名: 真田太平記
紙書籍ISBN:978-4-10-115637-8
シリーズ名: 真田太平記
紙書籍ISBN:978-4-10-115637-8
徳川家康の天下取りを陰で推し進める甲賀忍びと真田の草の者との凄絶な戦いが始まる。第4巻。
天下統一をなしとげた豊臣秀吉は、これまでとは人柄も変ったようになり、無謀な朝鮮出兵を号令。そこに豊臣政権のほころび目を見てとった甲賀忍びの頭領・山中俊房は、秀吉の御伽衆である又従弟の山中長俊に早くも手をまわし徳川方への加担を説く。ここに甲賀忍びと真田の草の者との凄絶な戦いが開始され、壺谷又五郎や女忍者お江の常人には推しはかれない活躍が繰り広げられる。
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池波正太郎(イケナミ・ショウタロウ) プロフィール
(1923-1990)東京・浅草生れ。下谷・西町小学校を卒業後、茅場町の株式仲買店に勤める。戦後、東京都の職員となり、下谷区役所等に勤務。長谷川伸の門下に入り、新国劇の脚本・演出を担当。1960(昭和35)年、「錯乱」で直木賞受賞。「鬼平犯科帳」「剣客商売」「仕掛人・藤枝梅安」の3大シリーズをはじめとする膨大な作品群が絶大な人気を博しているなか、急性白血病で永眠。