プレイグラウンド

単行本
アメリカ文学
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:プレイグラウンド
紙書籍ISBN:978-4-10-505878-4
紙書籍ISBN:978-4-10-505878-4
急速なテクノロジーの進化とその更に先を描く、アメリカ最重要作家の最新作。
南太平洋に浮かぶ人口百名弱の小島にもたらされた、海洋都市建設の噂。その島にアメリカから芸術家の妻と移住してきた男には、かつて青春を共に過ごし、今ではIT業界の寵児となった相棒がいた。二人の果たされなかった友情の行方とは――迫りくるシンギュラリティを前に文学の可能性を映し出す、謎と驚異に満ちた物語。
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リチャード・パワーズ(Powers,Richard) プロフィール

1957年イリノイ州エヴァンストン生まれ。大学で物理学を専攻、のちに文学に転向する。文学修士号を取得後、プログラマとして働くが、アウグスト・ザンダーの写真と出会ったのをきっかけに退職、デビュー作となる『舞踏会へ向かう三人の農夫』(原書1985年)を執筆し、各方面で絶賛を浴びる。現代アメリカにおける最も知的で野心的な作家のひとり。9作目の長篇『エコー・メイカー』(原書2006年)で全米図書賞を受賞。2018年に原書刊行の『オーバーストーリー』でピュリッツァー賞を受賞。他の作品に『われらが歌う時』『幸福の遺伝子』『オルフェオ』『黄金虫変奏曲』『惑う星』など。
この著者の書籍
木原善彦(キハラ・ヨシヒコ) プロフィール

1967年生まれ。大阪大学教授。訳書にトマス・ピンチョン『逆光』、リチャード・パワーズ『オーバーストーリー』『惑う星』、アリ・スミス『両方になる』『夏』、オーシャン・ヴオン『地上で僕らはつかの間きらめく』、ジョン・ケネディ・トゥール『愚か者同盟』、レイラ・ララミ『ムーア人による報告』、パーシヴァル・エヴェレット『ジェイムズ』、チャーリー・カウフマン『アントカインド』など。ウィリアム・ギャディス『JR』とエヴァン・ダーラ『失われたスクラップブック』の翻訳で日本翻訳大賞を2度受賞。著書に『実験する小説たち──物語るとは別の仕方で』『アイロニーはなぜ伝わるのか?』など。
























