夏樹静子(ナツキ・シズコ)
東京生れ。慶應義塾大学英文科卒。在学中からNHKの推理番組の脚本を手掛ける。結婚で一時中断するが、1969(昭和44)年江戸川乱歩賞に『天使が消えていく』で応募、執筆を再開する。繊細な心理描写を用い、社会性に富む題材を扱う。1973年、『蒸発』で日本推理作家協会賞、1989(平成元)年に仏訳『第三の女』でロマン・アバンチュール大賞、2006年、日本ミステリー文学大賞を受賞。著書は『Wの悲劇』『白愁のとき』『茉莉子』『量刑』『見えない貌』など多数。
書籍一覧
-
心療内科を訪ねて―心が痛み、心が治す―(新潮文庫)2021/11/12539円(税込)
-
腰痛放浪記 椅子がこわい(新潮文庫)2016/07/22506円(税込)
-
検事 霞夕子 風極の岬(新潮文庫)2013/06/01583円(税込)
-
検事 霞夕子 夜更けの祝電(新潮文庫)2008/05/01484円(税込)
-
乗り遅れた女(新潮文庫)2008/05/01484円(税込)
-
東京駅で消えた(新潮文庫)2007/12/07660円(税込)
-
女検事 霞夕子 螺旋階段をおりる男(新潮文庫)2001/10/05550円(税込)
-
紅い陽炎(新潮文庫)2001/10/05440円(税込)