死ぬことを学ぶ(新潮新書)
新潮新書
哲学・思想
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作品カナ:シヌコトヲマナブシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610454-1
紙書籍ISBN:978-4-10-610454-1
避けて通れない、人生における最後の大問題。和辻哲郎、大宅壮一、乃木希典、江藤淳……先達が教えてくれる「死に方読本」
生きるも難儀、死ぬも難儀――。敗戦後、日本人は自らの本質について思い煩わなくなった。しかしバブル崩壊から東日本大震災に至る日々の中で、「哲学」の不在を痛感している人は多い。だからこそ「死ぬこと」を学ばなければならないのだ。当人は決して見ることができない人生の決算表はいかにあるべきなのか。大往生、殉死、暗殺、自殺……先人たちのさまざまな死の様相を眺め、味わい、思いを致す。福田流「死に方読本」。
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福田和也(フクダ・カズヤ) プロフィール
1960(昭和35)年東京生まれ。慶應義塾大学文学部仏文科卒。同大学院修士課程修了。慶應義塾大学環境情報学部教授。『日本の家郷』『教養としての歴史 日本の近代(上・下)』『人間の器量』『死ぬことを学ぶ』『昭和天皇』『〈新版〉総理の値打ち』等、著書多数。