仁義なき日本沈没―東宝vs.東映の戦後サバイバル―(新潮新書)

春日太一/著
配信開始日: 2012/09/14
価格:660円(税込)
新潮新書
映画
作品カナ:ジンギナキニホンチンボツトウホウヴァーサストウエイノセンゴサバイバルシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610459-6
ヤクザ映画vs.SF大作。1973年の大勝負。日本映画の興亡に躍った、映画人たちの熱いドラマ!
境界線は一九七三年。その年に公開された『仁義なき戦い』と『日本沈没』の大ヒットによって、日本映画の“戦後”は葬られ、新たな時代の幕が開いた。東宝・東映の両社は、いかにして斜陽期をサバイブしたのか。なぜ昔の日本映画にはギラギラとした活気がみちあふれていたのか――。エリートvs.梁山泊、偉大な才能の衝突、経営と現場の軋轢など、撮影所の人間模様を中心に描く、繁栄と衰亡に躍った映画人たちの熱きドラマ。

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春日太一(カスガ・タイチ) プロフィール

1977(昭和52)年東京都生まれ。時代劇・映画史研究家。日本大学大学院博士後期課程修了(芸術学博士)。著書に『天才 勝新太郎』『仁義なき日本沈没』『仲代達矢が語る 日本映画黄金時代』『あかんやつら』『なぜ時代劇は滅びるのか』『五社英雄』『役者は一日にしてならず』など。

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