なぜ時代劇は滅びるのか(新潮新書)

春日太一/著
配信開始日: 2015/03/20
価格:660円(税込)
新潮新書
評論一般
作品カナ:ナゼジダイゲキハホロビルノカシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610586-9
この毒舌! やり玉に挙げられた人たちが気の毒になるほどである。圧倒的な熱量で放つ、時代劇への鎮魂歌。
『水戸黄門』も終了し、もはや瀕死の時代劇。衰退の原因は「つまらなくなったから」に他ならない。「自然体」しか演じられない役者、「いい脇役・悪役」の不在、マンネリを打破できない監督、説明ばかりの脚本、朝ドラ化する大河……いずれもが、その“戦犯”である。はたして時代劇は、「国民的エンターテインメント」として復活できるのか。長年の撮影所取材の集大成として、ありったけの想いを込めて綴る時代劇への鎮魂歌。

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春日太一(カスガ・タイチ) プロフィール

1977(昭和52)年東京都生まれ。時代劇・映画史研究家。日本大学大学院博士後期課程修了(芸術学博士)。著書に『天才 勝新太郎』『仁義なき日本沈没』『仲代達矢が語る 日本映画黄金時代』『あかんやつら』『なぜ時代劇は滅びるのか』『五社英雄』『役者は一日にしてならず』など。

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