コチェビよ、脱北の河を渡れ―中朝国境滞在記―

高英起/著
配信開始日: 2013/04/26
価格:1,144円(税込)
単行本
ルポルタージュ 社会 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:コチェビヨダッポクノカワヲワタレチュウチョウコッキョウタイザイキ
紙書籍ISBN:978-4-10-333011-0
「死ぬな! 生き延びてくれ!」中朝国境の町でしたたかに生きるコチェビ(脱北難民孤児)たちの姿――。
これが「脱北」だ! 豆満江を渡って平然と南北を行き来する、飢えた子供たち。ハンディカム片手に北へ潜入する不思議な男――「母国」北朝鮮から指名手配を受けながらも取材活動を続ける在日ジャーナリストが、「脱北の町」で見た真実とは? どこか緩くて滑稽な、それでいてリアルで哀しい、初めて登場した等身大の北朝鮮・脱北ルポ!

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高英起(コウ・ヨンギ) プロフィール

1966年、大阪生まれの在日コリアン二世。大阪朝鮮高級学校から関西大学へ進み、大学在学中から北朝鮮問題に関わる。卒業後、大阪市水道局に勤務するが、退職して1998~1999年にかけて、中朝国境の町・中国吉林省の延辺大学に留学。当時は、ほとんど存在が知られていなかった北朝鮮難民「脱北者」の現状や、北朝鮮の内部情報を発信する。帰国後は、テレビ・ディレクターとして活動しながら北朝鮮取材を進めるが、中朝国境での活動が北朝鮮当局の逆鱗に触れ、二度の指名手配を受けている。2010年からは、北朝鮮情報専門サイト「デイリーNK」の東京支局長に就任。北朝鮮問題を中心にフリー・ジャーナリストとして週刊誌などで取材活動を続けながら、テレビやラジオのコメンテーターも務める。

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