われらの狂気を生き延びる道を教えよ(新潮文庫)

大江健三郎/著
配信開始日: 2014/03/14
価格:770円(税込)
新潮文庫
文芸一般
作品カナ:ワレラノキョウキヲイキノビルミチヲオシエヨシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-112609-8
核の暴力。一瞬で世界が消滅する、恐怖に耐えられるか。
外部からおそいかかる時代の狂気、あるいは、自分の内部から暗い過去との血のつながりにおいて、自分ひとりの存在に根ざしてあらわれてくる狂気にとらわれながら、核時代を生き延びる人間の絶望感とそこからの解放の道を、豊かな詩的感覚と想像力で構築する。『万延元年のフットボール』から『洪水はわが魂に及び』への橋わたしをなす、ひとつながりの充実した作品群である。

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大江健三郎(オオエ・ケンザブロウ) プロフィール

1935(昭和10)年、愛媛県生れ。東京大学文学部仏文科卒業。在学中に「奇妙な仕事」で注目され、1958年「飼育」で芥川賞を受賞。1994(平成6)年ノーベル文学賞受賞。主な作品に『個人的な体験』『万延元年のフットボール』『洪水はわが魂に及び』『懐かしい年への手紙』『「燃えあがる緑の木」三部作』『「おかしな二人組(スゥード・カップル)」三部作』『水死』『晩年様式集(イン・レイト・スタイル)』などがある。

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