負けんとき(下)―ヴォーリズ満喜子の種まく日々―(新潮文庫)

玉岡かおる/著
配信開始日: 2015/01/30
価格:781円(税込)
新潮文庫
文芸一般
作品カナ:マケントキ02ヴォーリズマキコノタネマクヒビシンチョウブンコ
シリーズ名: 負けんとき
紙書籍ISBN:978-4-10-129622-7
運命に翻弄されながらも、自らの人生を切り開いていった男女の姿を描く、感動の大作、下巻。
キリスト教伝道のため来日し、近江兄弟社を設立したW・メレル・ヴォーリズは、関西学院、軽井沢ユニオン教会などを手掛けた建築家としても知られる。留学から帰国した満喜子はメレルと出会い、周囲の猛反対を押し切って、結婚する。近江八幡に居を構え、幼児教育に邁進する彼女と日本に帰化した夫の前に、様々な困難が待ち受けていた――。二人の愛に満ちた生涯を描く感動の長編。※新潮文庫に掲載の写真は、電子版には収録しておりません。

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玉岡かおる(タマオカ・カオル) プロフィール

1956(昭和31)年、兵庫県生れ。神戸女学院大学文学部卒。1987(昭和62)年、『夢食い魚のブルー・グッドバイ』で神戸文学賞を受賞し、作家デビュー。2009(平成21)年、『お家さん』で織田作之助賞受賞。2022(令和4)年、『帆神 北前船を馳せた男・工楽松右衛門』で新田次郎文学賞、舟橋聖一文学賞受賞。主な著書に『銀のみち一条』『負けんとき ヴォーリズ満喜子の種まく日々』『天平の女帝 孝謙称徳』『花になるらん 明治おんな繁盛記』『春いちばん 賀川豊彦の妻ハルのはるかな旅路』など。

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