国境の人びと―再考・島国日本の肖像―(新潮選書)

山田吉彦/著
配信開始日: 2015/02/20
価格:1,144円(税込)
新潮選書
歴史学
作品カナ:コッキョウノヒトビトサイコウシマグニニホンノショウゾウシンチョウセンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-603754-2
最前線だからこそ晒される脅威と苦難。だが、そこにも根を下す人々がいた――。
北は択捉島から南は沖ノ鳥島まで、東は南鳥島から西は与那国まで、世界で六番目に広い「海」を持つ日本。その国境はすべて海の上にある。紛争の最前線たる北方領土、対馬、竹島、尖閣諸島をはじめ、九十九に上る国境離島のことごとくに足を運び、自らの目で確かめた著者が、そこで暮す“人”を通じて問い直す「この国のかたち」。

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山田吉彦(ヤマダ・ヨシヒコ) プロフィール

1962年千葉県生まれ。学習院大学卒業。東海大学海洋学部教授。海上保安体制、現代海賊問題などに詳しい。著作に『日本の国境』、『海賊の掟』(新潮新書)、『海の政治経済学』(成山堂書店)、『日本は世界4位の海洋大国』(講談社+α新書)、『海洋資源大国 日本は「海」から再生できる』(海竜社)、『日本国境戦争』(ソフトバンク新書)、『驚いた! 知らなかった 日本国境の新事実』(じっぴコンパクト新書)などがある。

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