黄金海流(新潮文庫)
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新潮文庫
文芸一般
時代小説
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:オウゴンカイリュウシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-130512-7
紙書籍ISBN:978-4-10-130512-7
江戸の流通を革命的に変える海路を作れ。
江戸に流通革命をもたらすはずの大工事に、忍びよる影また影!伊豆大島の波浮に築港計画がもちあがるやいなや、幕府内部で奇怪な動きが目立つようになった。船団の針路と物流の変化をめぐって濁流のごとくぶつかりあう思惑と思惑、そして謎の剣客の暗躍。江戸、下田、伊豆大島がなす大三角形に展開する海と剣のサスペンス。
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安部龍太郎(アベ・リュウタロウ) プロフィール
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1955(昭和30)年、福岡生れ。久留米高専卒。図書館勤務等を経て小説家に。1990(平成2)年、日本全史を網羅した短編集『血の日本史』でデビュー。2005年『天馬、翔ける』で中山義秀文学賞、2013年『等伯』で直木賞を受賞。他の著書に『名将の法則』『生きて候』『天下布武』『恋七夜』『下天を謀る』『蒼き信長』『レオン氏郷』『義貞の旗』『おんなの城』などがある。