眠狂四郎無頼控(二)(新潮文庫)
新潮文庫
文芸一般
時代小説
ドラマ・映画・アニメ関連
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ネムリキョウシロウブライヒカエ02シンチョウブンコ
シリーズ名: 眠狂四郎
紙書籍ISBN:978-4-10-115007-9
シリーズ名: 眠狂四郎
紙書籍ISBN:978-4-10-115007-9
将軍家斉十三女、高姫の驕慢邪知、妖しの魔の手。公儀、御庭番を斬れ。混迷惑乱の時代を円月殺法が両断する。
江戸を出て、京・大阪に旅する狂四郎に絶え間なくふりかかってくる剣難と女難――。脂粉の香りに包まれた柔肌を欲情に燃やす将軍家斉の娘高姫。柳生流剣法を使い、執拗に狂四郎を襲う公儀直参の御庭番たち。死地に立った時の虚無感の中で鋭く冴えわたる円月殺法……。狂四郎をめぐる事件は、いよいよ凄絶と妖艶を加えるが、奇想天外の活躍で次々と解決してゆく。
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柴田錬三郎(シバタ・レンザブロウ) プロフィール
(1917-1978)岡山県生れ。慶應義塾大学支那文学科卒業。在学中より「三田文学」に現代ものの短編を発表。戦後、「書評」の編集長を経て、創作に専念。1951(昭和26)年、『イエスの裔』で直木賞を受賞。以後、時代小説を中心に創作し、1956年より「週刊新潮」連載開始の『眠狂四郎無頼控』は、一大ブームとなった。狂四郎シリーズ以外の主な作品に『剣は知っていた』『赤い影法師』『運命峠』『御家人斬九郎』『剣鬼』『決闘者 宮本武蔵』等がある。