皇室がなくなる日―「生前退位」が突きつける皇位継承の危機―(新潮選書)
新潮選書
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作品カナ:コウシツガナクナルヒセイゼンタイイガツキツケルコウイケイショウノキキシンチョウセンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-603796-2
紙書籍ISBN:978-4-10-603796-2
このままでは今世紀中に皇統は断絶する……今、何が本当の問題か炙り出す!
昨夏、国民に投げかけられた「生前退位」の意向を受け、陛下への同情論から議論が進められているようにも見えるが、実はそこには皇室制度を根本から覆す危うい問題点が潜んでいた――。有識者会議のヒアリング対象者が、神話の時代から近世、現代まで歴史をひもとき、原点に立ち返って、その存在意義を徹底的に問うていく。 ※新潮選書に掲載の写真の一部は、電子版には収録しておりません。
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笠原英彦(カサハラ・ヒデヒコ) プロフィール
1956年生まれ。慶應義塾大学法学部教授。法学博士。専攻は日本政治史、日本行政史、皇室制度史。慶應義塾大学法学部卒業、同大学院法学研究科博士課程単位取得退学。スタンフォード大学訪問研究員。主な著書に『女帝誕生 危機に立つ皇位継承』(新潮社)、『歴代天皇総覧』『明治天皇 苦悩する「理想的君主」』(以上、中公新書)、『象徴天皇制と皇位継承』(ちくま新書)、『明治留守政府』(慶應義塾大学出版会)、『新・皇室論 天皇の起源と皇位継承』(芦書房)他。