JAに何ができるのか

奥野長衛/著、 佐藤優/著
配信開始日: 2017/12/08
価格:1,056円(税込)
単行本
社会 産業 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ジェイエイニナニガデキルノカ
紙書籍ISBN:978-4-10-475212-6
組合員数1000万を超える巨大組織に、作家・佐藤優が鋭く切り込む!
「世界に勝つ農業」こそが日本の最重要課題だ。ポストTPP、農政改革、食の安全、従事者の高齢化と後継者不足、ITとAIが切り拓く新領域。岐路に立つJA(農業協同組合)は何を目指し、どこへ向かうのか――日本の農業が抱える問題をあぶり出し、その解決策を探る、改革派の農協トップと舌鋒鋭い論客による最強対談。

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奥野長衛(オクノ・チョウエ) プロフィール

1947年三重県生まれ。関西大学法学部中退。学生時代より生協活動に打ち込み、大阪府内の地域生協の設立に尽力したのち、家業を継ぐかたちで就農。就農後は農業のかたわら、地元野菜を使った漬物の加工・販売事業に進出し、兵庫県内に店舗を出店。JA伊勢組合長を経て、2011年JA三重中央会会長。JA全中監事、理事を経て、2015年8月からJA全中会長に。

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佐藤優(サトウ・マサル) プロフィール

1960年生れ。1985年、同志社大学大学院神学研究科修了の後、外務省入省。在英大使館、在露大使館などを経て、1995年から外務本省国際情報局分析第一課に勤務。2002年に背任と偽計業務妨害容疑で逮捕・起訴され、東京拘置所に512日間勾留。2005年2月執行猶予付き有罪判決を受ける。2009年6月に最高裁で上告棄却、執行猶予付き有罪確定で外務省を失職。2013年6月に執行猶予期間を満了、刑の言い渡しが効力を失った。2005年、自らの逮捕の経緯と国策捜査の裏側を綴った『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて』で毎日出版文化賞特別賞を受賞。以後、作家として外交から政治、歴史、神学、教養、文学に至る多方面で精力的に活動している。主な単著は『自壊する帝国』(新潮ドキュメント賞、大宅壮一ノンフィクション賞受賞)、『獄中記』『私のマルクス』『交渉術』『紳士協定―私のイギリス物語』『先生と私』『いま生きる「資本論」』『神学の思考―キリスト教とは何か』『君たちが知っておくべきこと―未来のエリートとの対話』『十五の夏』(梅棹忠夫・山と探検文学賞受賞)、『それからの帝国』など膨大で、共著も数多い。2020年、その旺盛で広範な執筆活動に対し菊池寛賞を贈られた。

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