奇譚蒐集録―弔い少女の鎮魂歌―(新潮文庫nex)

清水朔/著
配信開始日: 2018/11/09
価格:649円(税込)
新潮文庫nex
ライトノベル TTS(読み上げ)対応
作品カナ:キタンシュウシュウロクトムライショウジョノチンコンカシンチョウブンコネックス
シリーズ名: 奇譚蒐集録
紙書籍ISBN:978-4-10-180141-4
骸(むくろ)を撫でる少女たちは皆十八で呪(のろい)の痣(あざ)に殺される。
大正二年、帝大講師・南辺田廣章(みなべだこうしょう)と書生・山内真汐(やまうちましお)は南洋の孤島に上陸した。この島に伝わる“黄泉(よみ)がえり”伝承と、奇怪な葬送儀礼を調査するために。亡骸の四肢の骨を抜く過酷な葬礼を担う「御骨子(ミクチヌグヮ)」と呼ばれる少女たちは皆、体に呪いの痣(あざ)が現れ、十八歳になると忽然と姿を消す。その中でただひとり、痣が無い少女がいた。その名はアザカ。島と少女に秘められた謎を暴く民俗学ミステリ。

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清水朔(シミズ・ハジメ) プロフィール

唐津市生れ。2017年『奇譚蒐集録 弔い少女の鎮魂歌』が日本ファンタジーノベル大賞最終候補に。同シリーズに『奇譚蒐集録 北の大地のイコンヌㇷ゚』『奇譚蒐集録 鉄環の娘と来訪神』がある。

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