ここから先はどうするの―禁断のエロス―(新潮文庫)

澤村伊智/著、 彩瀬まる/著、 木原音瀬/著、 樋口毅宏/著、 窪美澄/著
配信開始日: 2019/06/28
価格:539円(税込)
新潮文庫
文芸一般
作品カナ:ココカラサキハドウスルノキンダンノエロスシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-139145-8
歪な欲望が導く絶頂また絶頂。五人の作家が挑んだ、危険な官能アンソロジー。
官能小説の依頼に難航していた女性ホラー作家は、女性同士のカップルの後をつけ漫画喫茶へ。隣の壁に耳を澄ませ聞こえてきたのは、衣擦れ、溜息、潤みの音で……(「壁の向こうで誰かが」)。医師の寺沢は急患の老女の足に驚く。爪先に向かって細く、指は折り畳まれ、足裏は窪んでいた。纏足だ。それは、性具だった――(「Lotus」)。歪んだ欲望が導く絶頂、また絶頂。五人の作家の官能アンソロジー。

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澤村伊智(サワムラ・イチ) プロフィール

1979年大阪府生まれ。2015年「ぼぎわん」(刊行時『ぼぎわんが、来る』に改題)で第22回日本ホラー小説大賞を受賞。同作は『来る』のタイトルで映画化もされる。2017年『ずうのめ人形』が第30回山本周五郎賞候補に選出。2019年「学校は死の匂い」で第72回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞。2020年『ファミリーランド』で第19回センス・オブ・ジェンダー賞特別賞を受賞。近著に『邪教の子』、『怖ガラセ屋サン』などがある。

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彩瀬まる(アヤセ・マル) プロフィール

1986年千葉県生れ。上智大学文学部卒。小売会社勤務を経て、2010年「花に眩む」で「女による女のためのR-18文学賞」読者賞を受賞しデビュー。著書に『あのひとは蜘蛛を潰せない』『やがて海へと届く』『朝が来るまでそばにいる』『くちなし』『森があふれる』『まだ温かい鍋を抱いておやすみ』など。五感を刺激する柔らかでうつくしい文章と、どんな境遇の人にも寄り添う平らかな視点から紡がれる物語で読者を魅了。他に東日本大震災の被災記『暗い夜、星を数えて―3・11被災鉄道からの脱出―』がある。

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木原音瀬(コノハラ・ナリセ) プロフィール

高知県生れ。1995(平成7)年、「眠る兎」でデビュー。2006(平成18)年、「箱の中」と続編「檻の外」が、「ダ・ヴィンチ」誌上で「BL界の芥川賞」と称され話題となる。他の著書に『美しいこと』『罪の名前』など。

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樋口毅宏(ヒグチ・タケヒロ) プロフィール

1971年、東京都豊島区雑司が谷生まれ。出版社勤務の後、2009年『さらば雑司ヶ谷』で小説家デビュー。小説作品に『民宿雪国』『日本のセックス』『雑司ヶ谷R.I.P.』『二十五の瞳』『テロルのすべて』『ルック・バック・イン・アンガー』『愛される資格』『甘い復讐』『ドルフィン・ソングを救え!』『太陽がいっばい』が、また新書『タモリ論』、コラム集『さよなら小沢健二』、『おっぽいがほしい! 男の子育て日記』の著作がある。

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窪美澄(クボ・ミスミ) プロフィール

1965(昭和40)年、東京生まれ。2009(平成21)年「ミクマリ」で女による女のためのR-18文学賞大賞を受賞。受賞作を収録した『ふがいない僕は空を見た』が、本の雑誌が選ぶ2010年度ベスト10第1位、2011年本屋大賞第2位に選ばれる。また同年、同書で山本周五郎賞を受賞。2012年、第二作『晴天の迷いクジラ』で山田風太郎賞を受賞。2019(令和元)年、『トリニティ』で織田作之助賞を受賞。その他の著作に『アニバーサリー』『よるのふくらみ』『水やりはいつも深夜だけど』『やめるときも、すこやかなるときも』『じっと手を見る』『私は女になりたい』『朔が満ちる』などがある。

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