国家を食べる(新潮新書)
新潮新書
ノンフィクション一般
文化史・文化論
グルメ
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:コッカヲタベルシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610823-5
紙書籍ISBN:978-4-10-610823-5
戦場で、紛争地で、食べたのは「国家」と「文明」だった。伝説のジャーナリストによる極限のノンフィクション。
【メニュー】――イラク戦争の取材中に食べた世界一うまい羊肉。チグリス川の鯉の塩焼き。パパイヤだけだった内戦下ソマリアの昼食。カラシニコフ銃の開発者の冷凍ピロシキ――中東・アフリカの戦場や紛争地帯、アフガニスタン、チェルノブイリなど、世界中を駆け巡ったジャーナリストが口にした食の数々は、はからずも「国家」の本質を示していた。実践的文明論の最高峰。
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松本仁一(マツモト・ジンイチ) プロフィール
1942(昭和17)年、長野県生まれ。東京大学法学部卒業。1968年朝日新聞入社。中東アフリカ総局長、編集委員等歴任。1994年、ボーン・上田記念国際記者賞受賞。2007年退社。『アフリカを食べる』『カラシニコフ』『テロリストの軌跡』『兵隊先生』等、著書多数。