「三島由紀夫」とはなにものだったのか(新潮文庫)

橋本治/著
配信開始日: 2020/01/31
価格:737円(税込)
新潮文庫
評論一般 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ミシマユキオトハナニモノダッタノカシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-105414-8
第一回小林秀雄賞受賞作。「三島」がさらに面白く読める!
“同性愛”を書いた作家ではなく、“同性愛”を書かなかった作家。恋ではなく、「恋の不可能」にしか欲望を機能させることが出来ない人――。諸作品の驚嘆すべき精緻な読み込みから浮かび上がる、天才作家への新しい視点。「私の中で、三島由紀夫はとうの昔に終わっている」と語って憚らない著者が、「それなのになぜ、私は三島が気になるのか?」と自問を重ね綴る。小林秀雄賞受賞作。

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橋本治(ハシモト・オサム) プロフィール

(1948-2019)1948年(昭和23)、東京生まれ。東京大学文学部国文科卒。イラストレーターを経て、1977年、小説「桃尻娘」を発表。以後、小説・評論・戯曲・エッセイ・古典の現代語訳など、多彩な執筆活動を行う。『ひらがな日本美術史』『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』『草薙の剣』など著書多数。2019年没。

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