つかこうへい正伝-1968-1982-(新潮文庫)
新潮文庫
ノンフィクション一般
伝記・人物伝
舞踏・演劇
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ツカコウヘイセイデンイチキュウロクハチイチキュウハチニシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-102091-4
紙書籍ISBN:978-4-10-102091-4
即興の台詞が響き渡る“口立て”稽古、伝説の舞台、つかの実像を描き出す比類なき評伝。
70年代から80年代初めにかけて、『熱海殺人事件』『蒲田行進曲』など数々の名作を生み出した天才演出家つかこうへい。だが、その真の姿が伝えられたことはなかった――。つかの黄金期に行動を共にした著者が、風間杜夫ら俳優、および関係者を徹底取材。怒濤の台詞が響き渡る“口立て”稽古、当時の若者の心をわしづかみにした伝説の舞台、つかの実像を鮮やかに描き出す唯一無二の評伝!(解説・河野通和)
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長谷川康夫(ハセガワ・ヤスオ) プロフィール
1953年、札幌市生れ。演出家、脚本家。早稲田大学政治経済学部入学後、劇団「暫」に入団、つかこうへいと出会う。その後、『いつも心に太陽を』『広島に原爆を落とす日』『初級革命講座飛龍伝』『蒲田行進曲』など一連のつか作品に出演。1982年の「劇団つかこうへい事務所」解散後は劇作家、演出家として多くの舞台作品を発表、1992年からは仕事の中心を映画に置き、2005年、『亡国のイージス』で日本アカデミー賞優秀脚本賞受賞。近年の作品に『起終点駅ターミナル』(2015年・脚本)『あの頃、君を追いかけた』(2018年・監督)『空母いぶき』(2019年・脚本)などがある。