鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。(新潮文庫)
新潮文庫
ノンフィクション一般
科学一般
生物学
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:チョウルイガクシャダカラッテトリガスキダトオモウナヨシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-121512-9
紙書籍ISBN:978-4-10-121512-9
出張先は、火山にジャングル、無人島――。鳥類学者に必要なのは、一に体力、二に頭脳?
鳥類学者、それは神に選ばれし存在である。スマートな頭脳に加え、過酷なフィールドにいつでも出張できる体力が必要なのだから。かわいいメグロからの採血。噴火する孤島への上陸。ある日は吸血カラスの存在に驚き、ある夜は蛾の襲来に震え……。美女たちよ、わたしに近づくな。やけどするぜ。生き物を愛する人にも、そうでもない人にも、絶対に楽しめる、汗と笑いの自然科学エッセイ。(解説・谷村志穂)
関連記事
購入サイト
川上和人(カワカミ・カズト) プロフィール
1973(昭和48)年生れ。農学博士。国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所鳥獣生態研究室長。東京大学農学部林学科卒、同大学院農学生命科学研究科中退。著書に『鳥類学者 無謀にも恐竜を語る』『美しい鳥 ヘンテコな鳥』『そもそも島に進化あり』『鳥の骨格標本図鑑』『鳥類学は、あなたのお役に立てますか?』『鳥肉以上、鳥学未満。』などがある。図鑑の監修も多く手がけている。2017(平成29)年に上梓した『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』がベストセラーとなり、読書界の注目を集める。