中国が宇宙を支配する日―宇宙安保の現代史―(新潮新書)
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作品カナ:チュウゴクガウチュウヲシハイスルヒウチュウアンポノゲンダイシシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610898-3
紙書籍ISBN:978-4-10-610898-3
宇宙での軍事競争でもシノギを削る米中両大国。第一線の研究者が「宇宙安保」の最前線に迫る!
2016年8月、中国は軍事・金融に不可欠な暗号通信技術を搭載した量子科学衛星「墨子」の打ち上げに成功。まだ米国も成し遂げていない快挙だった。宇宙開発技術でロシア、欧州、日本を抜き去った中国は、その実力を外交にも利用。多くの国が軍門に下る結果となっている。迎え撃つ覇者・米国の現状は? そして日本はどう動くのか? 第2次大戦後の宇宙開発の歴史を紐解きながら、「宇宙安保」の最前線に迫る。
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青木節子(アオキ・セツコ) プロフィール
1959年生まれ。慶應義塾大学大学院法務研究科教授。専門は国際法、宇宙法。1983年慶應義塾大学法学部卒業、1990年カナダ・マッギル大学法学部附属航空・宇宙法研究所博士課程修了(法学博士)。防衛大学校などを経て、2016年より現職。2012年より内閣府宇宙政策委員会委員。