日本人の承認欲求―テレワークがさらした深層―(新潮新書)
新潮新書
ノンフィクション一般
社会
心理学
TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ニホンジンノショウニンヨッキュウテレワークガサラシタシンソウシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-610947-8
紙書籍ISBN:978-4-10-610947-8
上司に、部下に、同僚に「認められたい」――。その気持ちが、あなたを追い詰める原因だった。
ムダな出社を命じられる、在宅勤務なのに疲れる、新人が職場に馴染まない。コロナの感染拡大が落ち着くと、多くの企業は瞬く間に出社へと切り替えた。日本でリモート改革が進まない原因は、閉ざされた組織に巣くう特異な「承認欲求」にある。 誰もが持つ認められたい気持ちをコントロールし、満たされるにはどうすればいいのか――組織研究の第一人者が、日本的「見せびらかし」文化の挫折と希望を解き明かす。
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太田肇(オオタ・ハジメ) プロフィール
1954年兵庫県生まれ。同志社大学政策学部教授(大学院総合政策科学研究科教授を兼任)。経済学博士。専門は組織論、人事管理論、モチベーション論。個人を生かす組織・社会について研究。著作に『「承認欲求」の呪縛』(新潮新書)『同調圧力の正体』(PHP新書)など。