鏡影劇場(上)(新潮文庫)

逢坂剛/著
配信開始日: 2023/02/25
価格:1,100円(税込)
新潮文庫
文芸一般
作品カナ:キョウエイゲキジョウ01シンチョウブンコ
シリーズ名: 鏡影劇場
紙書籍ISBN:978-4-10-119520-9
まるで騙し絵! この物語には巧みな謎が多すぎる――。虚実入れ子の迷宮は、脱出不能の結末へ!
ある日、逢坂剛氏のもとに奇妙な宅配便が届いた。中身は旧式のフロッピディスク。添付の手紙にはフロッピ内の原稿を読んでほしいとあった。差出人は〈本間鋭太〉なる人物で、タイトルは「鏡影劇場」。物語は、マドリードの古書店から始まっていた……。謎だらけの古文書、十九世紀の異端作家ホフマンにまつわる秘密。東京で進む解読は、予想外の事態を出来させ、謎はいっそう深まっていく。

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逢坂剛(オウサカ・ゴウ) プロフィール

1943(昭和18)年、東京生れ。中央大学法学部卒。1966年博報堂に入社。1980年「暗殺者グラナダに死す」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。1987年『カディスの赤い星』で直木賞、日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞を受賞。1997(平成9)年6月に博報堂を退職、作家業に専念する。2014年、日本ミステリー文学大賞受賞。2015年、『平蔵狩り』で吉川英治文学賞を、2020(令和2)年には毎日芸術賞を受賞した。主な著作に『百舌の叫ぶ夜』『イベリアの雷鳴』『禿鷹の夜』『相棒に気をつけろ』『アリゾナ無宿』『燃える地の果てに』『重蔵始末』『平蔵の首』など。作風はきわめて幅広く多彩。

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