吉原遊廓―遊女と客の人間模様―(新潮新書)

新潮新書
            
              日本史
              文化史・文化論
              TTS(読み上げ)対応
            
            
              作品カナ:ヨシワラユウカクユウジョトキャクノニンゲンモヨウシンチョウシンショ
紙書籍ISBN:978-4-10-611061-0
            紙書籍ISBN:978-4-10-611061-0
モテる客とモテない客。遊女の格付け。心中の真実。気鋭の研究者が甦らせる全盛期の吉原。
            江戸の初期、吉原遊廓は大いににぎわっていた。当時、市井の人々には縁遠かった廓内の出来事を伝え、好事家たちの注目を集めていたのが「遊女評判記」、いわば遊女に関する情報誌である。馴染み客との恋愛やトラブルから、歌舞伎役者や座頭が嫌われた理由、ライバルの悪評を画策する遊女、新造と呼ばれる付き人の少女とのさりげない会話まで――。気鋭の歴史研究者が貴重な文献をもとに甦らせる、なにげない吉原の日常。
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高木まどか(タカギ・マドカ) プロフィール

東京都生まれ。成城大学大学院文学研究科修了、博士(文学)。成城大学非常勤講師、徳川林政史研究所非常勤研究員、東京都公文書館専門員。著書に『近世の遊廓と客 遊女評判記にみる作法と慣習』がある。
              






























