決闘者 宮本武蔵(中)(新潮文庫)
新潮文庫
時代小説
伝記・人物伝
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作品カナ:ケットウシャミヤモトムサシ02シンチョウブンコ
シリーズ名: 決闘者 宮本武蔵
紙書籍ISBN:978-4-10-115039-0
シリーズ名: 決闘者 宮本武蔵
紙書籍ISBN:978-4-10-115039-0
一乗寺下り松の決闘、宿敵佐々木小次郎の登場と、波瀾万丈の展開をみせる第二巻。
当主清十郎を失い、さらにその弟伝七郎をも斃された吉岡道場は、一門を挙げて一乗寺下り松での決闘を武蔵に申し入れた。七十余人を敵に回して阿修羅と化した武蔵は、一刀一撃に渾身の殺気をこめて、次々に対手を斬り殺し、ついに勝利をおさめた。再び流浪の旅に出る武蔵。そのころ、武蔵の宿敵佐々木小次郎も、おのが剣名を上げるべく、四尺の長剣を背に、京・大坂を闊歩していた。
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柴田錬三郎(シバタ・レンザブロウ) プロフィール
(1917-1978)岡山県生れ。慶應義塾大学支那文学科卒業。在学中より「三田文学」に現代ものの短編を発表。戦後、「書評」の編集長を経て、創作に専念。1951(昭和26)年、『イエスの裔』で直木賞を受賞。以後、時代小説を中心に創作し、1956年より「週刊新潮」連載開始の『眠狂四郎無頼控』は、一大ブームとなった。狂四郎シリーズ以外の主な作品に『剣は知っていた』『赤い影法師』『運命峠』『御家人斬九郎』『剣鬼』『決闘者 宮本武蔵』等がある。