人生論・幸福論(新潮文庫)

亀井勝一郎/著
配信開始日: 2003/04/04
価格:605円(税込)
新潮文庫
エッセイ・随筆 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:ジンセイロンコウフクロンシンチョウブンコ
紙書籍ISBN:978-4-10-101302-2
昭和の激動期に、なお柔軟な感受性と強靱な思索の両面をもって人間を直視し続けた著者の、文字通り人生探求の書。
昭和の激動期に、なお柔軟な感受性と強靱な思索の両面をもって人間を直視し続けた著者の、文字通り人生探求の書である。「宗教と文学」「二十世紀日本人の可能性」「日本の智慧」「西洋の智慧」「様々な感想」「人生の途上で」「恋愛美学」「断想」の諸編を収録し、人間と幸福、愛と信仰、日本と西洋、美と知性を語ることによって、精神の未来像への希望を積極的に示そうとしている。

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亀井勝一郎(カメイ・カツイチロウ) プロフィール

(1907-1966)函館生れ。東大美学科在学中「新人会」に加わり大学を中退。1928(昭和3)年、三・一五事件で検挙される。保釈後日本プロレタリア作家同盟に所属するが転向して、1935年同人誌「日本浪曼派」を創刊。1943年『大和古寺風物誌』を刊行。戦後は宗教的立場から文明批評を試み、1950年『現代人の研究』で読売文学賞受賞。1959年から連載を開始した『日本人の精神史研究』で1965年菊池寛賞受賞。『亀井勝一郎全集』全21巻補巻3がある。

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