不毛地帯(四)(新潮文庫)

山崎豊子/著
配信開始日: 2009/10/23
価格:825円(税込)
新潮文庫
文芸一般 経済・社会小説 ドラマ・映画・アニメ関連 TTS(読み上げ)対応
作品カナ:フモウチタイ04シンチョウブンコ
シリーズ名: 不毛地帯
紙書籍ISBN:978-4-10-110443-0
専務への昇進、油田開発。宿敵との果てしなき戦い。腹心の部下は中東へ。米企業との交渉も大詰めを迎えるが――。
フォーク社との虚々実々の交渉の裏で、壹岐は資源に乏しい日本の将来を見据え、原油確保の手段を模索していた。腹心の部下・兵頭はイランやリビアに飛び、文化や商習慣の違いに悩まされながら油田開発の可能性を探る。一方、フォーク社との交渉は最終段階に至って、ライバル東京商事の暗躍で思いもかけない展開に……。専務に昇進し、近畿商事ナンバー3となった壹岐の戦いは続く。

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山崎豊子(ヤマサキ・トヨコ) プロフィール

(1924-2013)大阪市生れ。京都女子大学国文科卒業。毎日新聞大阪本社学芸部に勤務。その傍ら小説を書き始め、1957(昭和32)年に『暖簾』を刊行。翌年、『花のれん』により直木賞を受賞。新聞社を退社して作家生活に入る。『白い巨塔』『不毛地帯』『二つの祖国』『大地の子』『沈まぬ太陽』など著作はすべてベストセラーとなる。1991(平成3)年、菊池寛賞受賞。2009年『運命の人』を刊行。同書は毎日出版文化賞特別賞受賞。大作『約束の海』を遺作として 2013(平成 25)年に逝去。

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